イスラム教国を訪れる大きな大きな魅力は
イスラム美術に出会えること
イスラム美術と言えばモザイクだけど、
モロッコは町中モザイクを含め、イスラム美術の宝庫
こちらはフェズのブージュルード門
建立1913年だからまだ作られて若いけど
アラビアンナイト的な雰囲気演出ととにかく綺麗なモザイクが圧巻
門の内側と外側では色が違っていて、
内側(上の写真)は緑で、イスラム教の色、
外側は青色でフェズの色をしている。
とくにイスラム美術が美しいのは、モスクや神学校の中で、
床から天井までを彫刻で装飾されているところも少なくない。
この写真も全部手堀りでコーランや細かい模様が彫られている
近づくとこんな感じ。
真ん中のアラビア文字のところはコーランが壁にずらっと書かれているのだとか。
こんなかんじ
モザイクの部分は遠くからは分からないけど、
近づいてみると、本当に一つ一つが小さいピースで出来ていて
それを模様を作り上げるために並べているだけなことが分かる
これで壁を埋めてるんだから途方もない作業!
そんな途方もない細かさをもって生まれるイスラム美術の
最近の集大成といえば、こちらカサブランカにある
北アフリカ最大のモスクである「ハッサン2世モスク」
1986年から8年がかりで作った比較的新しいモスクなんだけど
こちらも中身がすごい
モスクの中は決まった時間帯にしか異教徒は入れないのだけど
少しだけ覗き見した様子
天井や柱の上の方の装飾はこちらも全部手堀りなんだとか。
近づいてみるとこんな。
細かすぎる!
そんな大規模なモザイクももちろん美しいけど
おうちに持って帰れるイスラム美術といえばこういうプチモザイク
こういうのも綺麗だけど、
やっぱりモスクの壁みたいな感動もののモザイク見ちゃうと
宝石箱モザイクじゃ満足できなくなっちゃうよね。
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