2010年11月29日月曜日

モロッコお土産図鑑

モロッコは町の至るところにスークと呼ばれるマーケットがある
そこでは食べ物、飲み物などの生活物品をはじめ
いろんな民芸品や観光客向けの物も売ってる
こちらイスラム美術で有名なモザイクの宝石箱
続いてアラジンのランプチックな鉄製品
続きまして定番、タジン。そしてそれら関連の綺麗なお皿達。
でも果たして本当にここのタジンをお土産として
買って帰る観光客って居るのかな?とか疑問
それぞれの国のキッチンで使われてる発熱環境って違うから
これをもって帰っても日本じゃ料理できないかもしれないよね。
とか素朴な疑問。
さておき、こちらも定番、ミントティーの器。
ガラスの周りに装飾としてくっついている鉄細工は手作りなんだとか。
見てるだけですごく綺麗。
こちらも定番ファティマの手アクセサリーシリーズ。
続いて大型土産、絨毯。
モロッコはアフリカ大陸なだけあって、
特にこういう柄はアフリカの影響を受けているらしい。
ここのお店のお兄さんも親がベルベル(アフリカ)系で、
モロッコの南から仕入れているんだとか。
絨毯は絨毯でも、羊の毛やラクダの毛で作った物とかいろいろあって
それぞれが違う感触。
これは羊かなー。上から2番目あたりの麻っぽい質感がラクダ毛かも。
ラクダはなんとなくあっさりした毛質。

続いてこちらも定番、バブーシュ。
先がとんがっている形がアラブ系で(アラジンも履いてる様な)
日本でも少し出回っている先が丸いタイプは
ベルベル系(アフリカ系)のものらしい。
皮製品の流れで、こちらはプフと言われる皮のクッション。
POOF!と膨らむからプフ。とか勝手に思ってたけど違うかも。
ちなみに左の物がらくだの皮、右が牛の皮かな。
ラクダの方がやや渋い皮質。
モロッコの皮製品の作成過程はすごく面白かったから
それはまた今度書きます。
マイナーお土産シリーズ、香水。
モロッコはハーブ、特にバラ(モロッカンローズ)がたくさん取れる関連でか
香水屋さんも多数点在する。
好みに合わせてその場で匂いを合わせて作ってくれるんだとか。
その他にもこんな鉄製品や、
こんな石製品もあるけど、さすがにお土産には買わないか。
これ以外にも私はハーブやローズをたくさん買って帰って
家で未だにモロッコの匂いを満喫中~

2010年11月23日火曜日

モロッコイケメン図鑑

モロッコへ渡る前に予習として読んだ
で、モロッコの男は容赦なしに襲い掛かってくるので
くれぐれも気をつけること!!!
のメッセージを受け取って、ドキドキしながら降り立ったモロッコだったけど、
なーんだ、モロッコ男性は安全でした。

日本人よりはややスキンシップ高めだけど
ただ人間愛が日本人よりも深い、
そんなモロッカンメンズ図鑑

「いえ~い、宮迫ですっ!」の彼は愛嬌エントリー
子供の様な表情をしているのに、なんともう既婚者。
こちらは英語も堪能なSimoさん
自分大好きな感じが少しあるけど
心優しく純粋なジェントルマン
前側に座ってる彼の優雅さに注目。
いえーい!
何のポーズ?な彼の一芸に
左の彼も苦笑い
寡黙な職業人に見惚れる
「俺は、ベルベル人(アフリカ系)とアラブ人のハーフなんだ」
もうかなりのおっちゃんだけど、実はかなりイケメン。
若いころはきっと今よりもっとブイブイ言わせてたんだろうな~
すごく優しくて丁寧なおじさん。
「もっと安くして~」と頼むと
「お前はベルベル人か!」とつっこまれる。
どうやらベルベル人は値切りまくると悪名高いらしい。
っておっさんもベルベル人だけど。
こちらモハメッド。
3兄弟の真ん中で優しい笑顔と穏やかな性格。
性格がまだ子供な長男と、
長男を見て「俺はああなるまい」と育った冷静で大人な末っ子に挟まれて
一番温厚になった次男坊。
こちら日本語も堪能なババ・アリーさん。
モロッコ旅行で使いまくった5つ位のアラビア語短文は
全部ババ・アリーさん伝授。
昔は東京のプチ商社関連で勤めていたのだとか。
こちら左の方の名前は忘れたけど、右はオマールさん。
左はNYで、右はイタリアで数年間過ごしていたらしい。
オマールさんは、会話に困る/自分で何を言ってるのか分からなくなる、と
「Baaa baaaa baaaa」と意味わかんない音を発して
場をまとめる。そして場はなんとなくまとまる。
はちみつ売りのおっさん。
長いことはちみつを売ってたら僕もみつばちみたいになっちゃった、
みたいなそんなかんじ。
急に、「ほら、ごらん」と言って
みつばちを一匹捕まえて自分の膝にみつばちの針を差し出した。
毒があるけど、それで膝の痛みがなくなるんだとか。ほんとですか。
でもその後死にそうに痛そうな顔をしてた。
あの後大丈夫だったのでしょうか。
この右の子は将来モロッコ1のイケメンの可能性がかなり高い期待の卵
なんと、この年で見事な変顔などもやり遂げる。
そして最後のエントリーがこのさぼてん売りのおじさん。
年期の入った皺が物語る、おっさんの歴史。
優しい笑顔のこのおじさんは、その目で何を見てきたんだろう。

2010年11月17日水曜日

Islamic Beauty

イスラム教国を訪れる大きな大きな魅力は
イスラム美術に出会えること
イスラム美術と言えばモザイクだけど、
モロッコは町中モザイクを含め、イスラム美術の宝庫
こちらはフェズのブージュルード門
建立1913年だからまだ作られて若いけど
アラビアンナイト的な雰囲気演出ととにかく綺麗なモザイクが圧巻
門の内側と外側では色が違っていて、
内側(上の写真)は緑で、イスラム教の色、
外側は青色でフェズの色をしている。
とくにイスラム美術が美しいのは、モスクや神学校の中で、
床から天井までを彫刻で装飾されているところも少なくない。
この写真も全部手堀りでコーランや細かい模様が彫られている
近づくとこんな感じ。
真ん中のアラビア文字のところはコーランが壁にずらっと書かれているのだとか。
こんなかんじ
モザイクの部分は遠くからは分からないけど、
近づいてみると、本当に一つ一つが小さいピースで出来ていて
それを模様を作り上げるために並べているだけなことが分かる
これで壁を埋めてるんだから途方もない作業!

そんな途方もない細かさをもって生まれるイスラム美術の
最近の集大成といえば、こちらカサブランカにある
北アフリカ最大のモスクである「ハッサン2世モスク」
1986年から8年がかりで作った比較的新しいモスクなんだけど
こちらも中身がすごい
モスクの中は決まった時間帯にしか異教徒は入れないのだけど
少しだけ覗き見した様子
天井や柱の上の方の装飾はこちらも全部手堀りなんだとか。
近づいてみるとこんな。
細かすぎる!
そんな大規模なモザイクももちろん美しいけど
おうちに持って帰れるイスラム美術といえばこういうプチモザイク
こういうのも綺麗だけど、
やっぱりモスクの壁みたいな感動もののモザイク見ちゃうと
宝石箱モザイクじゃ満足できなくなっちゃうよね。

2010年11月14日日曜日

Suzy

Miss A for High Cut
-
私の大好きなスージーは(写真最右)がかわいすぎるから
私もスージーみたいになる~とか騒いだのもつかの間、
なんとスージー16歳でした。ちーん。
16って!



Fatima

イスラム教の預言者ムハンマドの末っ子として生まれたファティマは、
貧しい人や病人などにも手を差し伸ばすような優しく、心の広い女性であった。
彼女はその後、いとこのアリーと結婚して、
アリーは第4代目カリフに、
そしてアリーの後の代からイスラム教はスンニ派とシーア派に別れ、
シーア派は「アリーの血を継ぐ人のみを正当カリフとする」という主義なため
特にシーア派の人々の間では、ファティマは大きい存在なんだそう。
でももちろんスンニ派かつとてもリベラルなイスラム国教国モロッコでも
ファティマは大変尊敬されている存在で、
女の子は「ファティマの様な優しく、心の広い女性になりなさい」と
言われながら育つんだとか。

そんなファティマは、アリーとの間にハッサンとフサインという双子を授かり、
二人がある時戦地へ向かう際に
ヘナの付いた手で二人を抱きしめ、二人の軍服に手形を残して送り出した。
その戦いでは死者もかなり多かった中で、二人とも無事に生還したことから
「ファティマの手」は以後「お守り」「魔よけ」としての意味も定着した。
そんな意味から上の写真は「ファティマの手ドアノブ」
モロッコの家ではこんなドアノブにしてる家もちらほら居て
突然出現する謎の手に最初は結構戸惑ったりもする
こちらはファティマの手ネックレス
細かくて綺麗な銀の模様が入った手のネックレスが多く、
モロッコ人女性もつけている人がとても多く、
初めて見る人からしたら、モロッコの社会には謎の手が
あっちこっちにあってびっくりするけど、
このファティマの手は見慣れると不思議な安心感をくれたりする

2010年11月10日水曜日

get thirsty

モロッコと言えばミントティー
かわいい器と独特な注ぎ方もあって日本でも少し知れてるよね
中身は緑茶にミントをこれでもかって程に入れて、砂糖を入れてできあがり
夏にはモロッコも50度くらいまで暑くなるから
その熱で疲れた体を元気にするために
ミントのシャキと砂糖のパワーをもらうために飲んだんだろうね
ミントティー自体もすごく美味しいんだけど
それよりも、ミントティーと言えば、団欒を意味する
モロッコでは少し誰かと仲良くなるとすぐに「ティー飲もうか?」と誘われる
そしてどこからともなく出来立て熱々のミントティーが出てきて
もう少し話でもしようね、という空気になる。
注ぐときにはこうやってポットを高くまで上げて注ぐ
簡単そうに見えてこれがかなり難しい
こうすることによって、お茶を空気に触れさせて
温度調節をして飲みやすくしてるんだとか。
ミントの葉がたくさん入っているのがモロッコアラビアンスタイルなのに対し
こちらはベルベルスタイル(アフリカ側)スタイルなんだとか。
お茶を作った後に、20種類くらいのハーブを入れて
(ローズ、ミント、サンダルウッド、クリスタル…他は忘れた)
作るんだけど、ミントティーとはまた違った深くて温かい味

お茶からは離れて、モロッコの飲み物と言えば市場のオレンジジュース。
オレンジが積み重なった屋台に行くと、
粋の良いお兄さんがその場で絞ってくれる
get thirsty in morocco!

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