かつてのインターン先でおんぶにだっこしてくれた
親切な上司とひさしぶりに再会
相変わらず柔らかくて
どらやきパンマンみたいな上司は
ほわーっとしてるのに誰よりも知識が多くて尊敬する。
毎日が社会見学のようで、
オバマにもヒラリーにもローマ教皇にも
会わせてくれた上司に、
インターンを通じて本格的にテレビが嫌いになり、
もともとあんまりテレビを見なかった私が、
ほぼ一切見なくなったことを話せる日がいつか来るのだろうか?
私のあとにインターンをしてたという就活生にも会う。
私はこれがやりたい!なぜなら…!
でも…!だから…なのだ!
就活してた頃の自分と重なる。
私の状況とは違うのかもしれない、
彼らが口に出してる言葉は全部心の声かもしれない。
でもあの頃の私はストーリーテラーだった。
ストリートアーティスト。
誰に聞かれるでもなく、誰に求められるわけでもないのに、
ただ何かを強く主張し、守り抜く。
隙がないストーリーで相手を説得するのがゴールで、
そこには私が小さい頃お花を摘みながら
頭によぎらせたパステルピンクとイエローの思いは共存しない。
あの頃私がプレゼンした舞台よりも、
今日バレンタインに忙しそうにするお花屋さんを見ながら、
死ぬまでに一度お花屋で働いてみたいな~…
と思うぼやきの方が純粋な真実かもしれない。
最後にどらやきパンマンな上司
「結果的にどんな仕事につこうが、
そこから違う道はいくらでも派生する。
あまり焦らずに、ゆっくりやればいい。」
派手で華やかなバレンタインプレゼントの裏には、
それを夜な夜な粉まみれになって作った
女の子の想いと苦労がある。
テレビ局のかわいいアナウンサーの裏には
数えきれないジーパン×ジャージの人達の労働があった。
せっかく焼くなら美味しいクッキーを焼きたい。
どうせ粉まみれになるのなら、大好きなあの人のためになりたい。
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