2010年12月11日土曜日

Marrakech

メモとして観光日記。
モロッコ入りして一つ目の街、マラケシュ。
ついて早々わくわくして、来ました!噂のジャマエルフナ広場。
英語で書くと、Djemaa El Fna。なにそれ!
ここの喧騒はかなり元気になる!
渋谷/新宿の元気じゃなくなる喧騒とはどうやら種類が違うらしい。
日本でもテレビによく出てるけど、噂どおり屋台とか大道芸のお祭りでした。
ジャマエルフナの隣につながるスーク(マーケット)
ここでは何でも売ってる。とりあえず迷い込みながら
買うか悩んでいるという呈でいろいろ着てみたり履いてみたりして楽しむ。
翌朝。マラケシュの街は実はこんな。
洗練されてますね~。
ZARAとかdieselとかもありましたよ。
あ、やっぱりここはマラケシュだ!
こちらバヒア宮殿。ここは19世紀の後半に建てられて、
当時のスルタンが住んだのだとか。
イスラム教では一夫多妻制が認められているけど、
このバヒア宮殿には、4人の妃の部屋、25人の妾の部屋があり、
一夫多妻制の集大成みたいになっている。
スルタン用だけあって、中身は細かいイスラム美術が散りばめられて美しさに酔いそう。
この写真は4人の妃の部屋が4面にある中庭。
4人も奥さん持てるって、4人全員平等に扱わないといけないから大変なんだろうな。
ちなみに「バヒア」とは4人のうち一番好きだった妃の名前なんだとか。
意味は「Brilliance」。素敵。

ここは周りに25人の妾の部屋が並ぶ中庭。
ちなみに、妾達25人は宮殿から出ることが許されず、
時々音楽隊などの人達が妾達を楽しませに演奏しに来たんだけど
演奏する男らは妾を見てはいけないから、
演奏隊の男の人達はみんな目をつぶされていたのだとか。
すごい世界ですね。
バヒアを離れてぶらーり街を歩いてたら、あ!
アラジンに出てくるみたいな果物売りの屋台だ!
歩いているとマラケシュ1の門であるアグノウ門につきました。
この門は12世紀からスルタンが街に入るために使用されていたもの。
通行門として以外にも、街の死刑囚の首がぶらさげられたりもしていたんだって。
門の中に入ると、天井に穴がたくさん開いてて、
そこに釘打ち付けてたのかな~とかぞっとしたり。
そういうことからアグノウ門の両脇には
小さい大砲が2つおいてあります。今でも。
続いてこちらは、クタビア。
12世紀に建てられたミナレットで、4面違う装飾になっている。
ちなみにミナレットとは、モスクに付いている建物で、
昔、お祈りの時間になると、ミナレットの上からお祈りの合図を流したのだそう。
こちらのクタビアは77mの高さがあり、世界で一番高いミナレットの一つなのだとか。
そんな美しい歴史建造物の周りでだらだらし後に
小腹も空いて、もっと堂々とだらだらしようということで、
こちらのリヤドに入って、モロッコ1美味しいタジンを食べて至福。
と思ったら、もう夕方。
ジャマエルフナ広場もすっかり夕方モード。
昼間はすっからかんな広場もこの時間になると屋台とか大道芸人が
わさわさ出てきて楽しげになってくる。
あ、日が沈んだ!ここからがジャマエルフナの本番ね。
それにしても夕焼けとクタビアのシルエットが美しい…美しいよお…
少し夜のジャマエルフナを満喫してまた疲れたから
ここでミントティーを一杯しながら、燃えるようなジャマエルフナを見て酔いしれる。
BGMには大道芸人のぴーひゃらぴーひゃらが幸せに流れる。
ちなみに左の旗がモロッコの旗。
イスラム教国は必ず国旗に緑(イスラム教の色)が入ってるんだとか。
だからモロッコも星が緑なのね。
それにしてもイスラム教の色が緑だなんて知らなかった。
買い物とかぶらぶらを散々して、おうちに帰ろうのテンション。
おやすみクタビア、夜の照明もなんて美しいの。
マラケシュはモロッコの中で私が一番好きな街。

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